aremokoremosoremoの日記

好きなことが多くて毎日時間が足りない私の生活。

小学校からの文房具愛、実を結ぶ

小学生女子って文房具大好きですよね。

今時の子は違うのかもしれないけど、私が小学校の時は

小学生女子はみんな文房具が好きでした。

 

・自分のお小遣いで買える値段。

・お小遣いが足りなくても文房具ならば親が買ってくれる可能性も高い。

・次々に新しいものが出てくるワクワク感。

 

まず筆箱。ペンケースっていうのかしら今は。

友達と被りたくない!でもあの子の筆箱なんかラメが入ってて素敵!!

私も次は絶対にラメが入ってるやつにする。絶対!

と鼻息も荒くなります。

 

そしてメモ帳

私の時はハガキサイズぐらいのメモ帳が定番。

420円也。

○○ちゃんにこれで手紙書くんだ♪

ウキウキです。

書きますよね好きな男子をイニシャルトーク

でもね、一度使ったメモ帳って同じ友達にあげられなかった。

違う柄じゃないと、なんかプライドが許さなかった。

だいたい一つのメモ帳には2〜4つのデザインだった気がするけど、

一人の子に一巡したらそのメモ帳お役御免なの。

たまに手紙が2枚になる時は2枚目にはそのお古使ったりしてたけどね。

これってあるあるじゃないのかな。私だけかしら。

 

 

そしてねこれからなんですよ。本題。

それはね

カラーペン!!!!

カラーペンです!みんな集めてたでしょ?

ラメ入ってたり、なんか美味しそうな匂いのするペン。

乾くの時間かかるぷっくりするペン。

私、小学校から飽きもせず今年32歳になる今まで

ペン集めてるんですよ。ペンだけじゃないんですけどね。

色鉛筆、クーピーも集めてました。

25歳くらいまでは、ただひたすら集めてた。

でも、出会ったんです使い所。

 

それは ぬりえ

 

まずね、突然なんですが26歳で私、病んだんですよ。

色々あってね。部屋から出られなくて引きこもっていたんです。

そんなに長期間ではなかったんですが、あれは辛かった。

何も考えたくないから眠りたいのに眠れない。

当時、心療内科にもお世話になっていてお薬も出していただいていたのに

眠れなかった。眠れないって辛いんですね。

中学生の時から夜型人間で、午前2時より前に寝るなんて考えなれない!

寝るなんて勿体ない!ぐらいの人間で、眠れなくても全然平気だと思っていたのに、

体はどんどん衰弱していくんですね。

当時は

 なんで薬飲んでるのに眠れないの 眠らないと病気はよくならないのに

 起きてると不安でしょうがない あーまた朝になった

って感じの毎日でした。

 

そんな時、カオスと化した部屋で見つけたのが

中原淳一の美しき塗り絵」

なんで買ったのかは全く覚えていません。

でも買ったのは覚えてる。

一枚も塗ってないけど。

 

何か手を動かした方がいいっていうのは、あれは私の本能だったのかな。

音楽を聴いたり、小説や漫画を読んだり、DVDで映画を見るのも大好きな私ですが、その時は全部無理で。

これしかないじゃないだろうか。

と思ったんです。

これだーーー!!ってほどの勢いは当時なくて

本当に、これ、、しか、、ない?かも?

みたいな感じ。

ペンも色鉛筆もクーピーも売るほど持ってましたからね。

すぐ始められたのが、なお良かった。

 

とりあえず、最初のページ。

割とさらっと塗り終わる。

悪くないが、物足りない。

(このぬりえの時は色鉛筆使用。)

筆圧が、、足りない。

もうね!元気ないですから基本。指先に力なんか入らん。

 

次のページはペンで挑む。

筆圧は必要ないのでかなり楽に綺麗に塗れました。

だがしかし、コピック?とかいうお高いペンではなかったんでね。

中原淳一の世界観が台無しな感じになってしまいました。

中原淳一って誰って方はちょっと検索していただければ)

 

でも、ビビットな色のペンで塗ったページはほのかに私を元気にしてくれました。

そして気付けば、外は朝。

あんなに毎日夜になると怖かったのに!

また朝になるまで眠れなかったらどうしようって毎日布団の中で泣いてたのに!

ぬりえしてたら、もう朝だ!

すごい清々しい気持ち!あれ?病気治ったんじゃない!?

ってくらいの衝撃でした。

 

長いので、一旦切ろうかな。どうなんだろ長い記事って。

とりあえず、次の記事へ続きます。